幸せへの科学的アプローチ

藏本天外『奇跡はポケットの中に入っている』を読む

奇跡はポケットの中に入っている 藏本天外

 

はじめに

 

幸せへの科学的アプローチ本を「読んでみる」シリーズ。第3回目は、藏本天外著『奇跡はポケットの中に入っている 自分を好きになると奇跡が起こる』(2011年 東邦出版)です。

 

『奇跡は、あなたが「潜在意識」に気づいたときに起こります。この「潜在意識」のことを、心理学者のユングは「集合的無意識」と呼びました。私は「創造的無意識」と呼んでいます。・・・この本では、だれでもわかるように、それを、心の中にある「ポケット」と呼ぶことにします。』

 

本の扉の裏側に書いてあるように、本のタイトル『奇跡はポケットの中に入っている』の「ポケット」とは、潜在意識を指しています。

 

藏本天外氏のセミナー

 

藏本天外氏は、脳科学に基づき編み出した「天外グラフォロジー」を、筆者のグラフォロジーの師匠・飯田玲菊に伝えた、いわば大師匠にあたります。長年にわたり世界各国の大学、研究機関で素粒子物理学の研究に取り組み、名古屋を拠点として活動されているので、なかなかお目にかかる機会がなかったのですが、2018年11月に東京で少人数のセミナーが開催され、ご本人をナマで目撃することとなりました。

 

講話が始まるなり、シアターパフォーマーのようなエネルギッシュなオーラ炸裂!参加者一人一人と顔合わせする最初のコーナーで、それぞれの特徴や人間性を言い当てられて、全員びっくり!「ぼくは君たちの脳内をチャネリングできるんだよ!」・・・タダものではありません。筆者の最初の師、五島秀一氏とはまた別種の天才です。

 

天外氏のセミナーの内容は、、、人間の生命と惑星の運動の循環、心臓のエネルギ―源、データと電磁フィールド、自我について、「被害者」と「責任者」、言語は電気信号、宇宙空間とプラズマ、表現力は電流、、、などなど、、、

 

北米最先端の機関で実験・検証されたデータに基づいた、リアリティーと迫力に満ちたスケールの大きなお話はまことにエキサイティング。しかも、「表現力」のトピックで、ふと口ずさんだ美空ひばりの歌がこれまたうまい!!量子力学脳科学、心理学、哲学、宇宙科学、スポーツ学、人体生理学などを融合した独自の「生命意識科学」のセミナーが開かれている名古屋まで話を聞きに行きたい!と思わせる面白さでした。

 

『奇跡はポケットの中に入っている』目次

 

序章 常識にとらわれるな
◆奇跡を起こせない人はいない
◆ただ、自分のポケットの中身に気がついていないだけ


第1章 「ひらめきの扉」を開けられる人開けられない人

◆「認識」が奇跡のスタート地点である
◆「ひらめきの扉」を開けた人は奇跡を起こせる


第2章 奇跡のスイッチはポケットの中に入っている

◆人間は自分が体験したことしか信じない
◆スイッチが見えない人にスイッチを押すことはできない


第3章 ポケットをたたくと新しいアイデアが出てくる

◆「スコトーマ」が奇跡の実現を阻害している
◆イメージ化と言語プログラムによる「スコトーマ」ははずれる


第4章 脳は奇跡を生み出す4次元ポケット
◆脳は「電気」ではなく、「電子」で動いている
◆思考エネルギーは運動エネルギーに変わる

 

第5章 価値観を変えるとポケットの中身が変わる
◆自分を変えるには価値観を変えること
◆眉毛を動かすだけで奇跡が起きる

 

第6章 相手を思い通りに動かす方法
◆オートパイロットのスイッチを入れよう
◆人は「言語」ではなく、「表情」で動く

 

第7章 ビジネスの現場でも奇跡が起こる
◆「できない」が「できる」に変わる!
◆会社で無敵の主導権が手に入る

 

第8章 失敗した人ほど成功する
◆奇跡を起こすのに努力はいらない
◆「have to」の生き方を「want to」に変えるだけ

 

第9章 未来の記憶を作る
◆過去も記憶も作り変えることができる
◆奇跡を起こすトレーニングで未来を作る

 

第10章 奇跡はあなたのポケットの中に入っている
◆大きな夢ほど実現する
◆さあ、奇跡のスイッチを入れよう!


あとがき

 

 

部分的なまとめ

 

第1章から第10章まで、たくさんのトピックが並んでいますが、章立ての順番どおりにまとめるとかえってわかりにくくなるため、ここでは筆者の心にひっかかった部分をピックアップして、筆者なりにまとめてみました。現在中古本は手に入るようなので、しっかりと内容を把握されたい方は、中古本をお求めください。

 

序章 常識にとらわれるな

◆奇跡を起こせない人はいない ◆ただ、自分のポケットの中身に気がついていないだけ

 

●メンタルトレーナーとして約30年間、通算2万4000人のカウンセリングを行い、セミナーや講演会を通して16年間で25万人の潜在意識を開発し導き出した答え
=奇跡は「すでにあなた自身が手に入れている」

●「ポケット」とは、誰もが心に中に持っている「可能性」、さらにその奥にある「創造性」のこと。本書では「創造的無意識」と呼ぶ。本書には、著者が長い経験から導き出した「能力開発」のスキルの数々を記す。

●真実は過去にあるのではなく、未来に設定したゴール上にある。あなたの過去の常識や経験や知識を叩き割り、真実の姿と向き合ったとき、そこにはあなたの望む未来幸福ゴールがきっと待っている。未来は常識を壊した後に作られる。

 

1.奇跡とは

過去のデータに一切影響を受けずに、あなたが気付かない自分の30%の固有データの質的レベルを上げ、望む未来の記憶を作ることで得られる幸福というゴール=今までとは考えられないようなアイディアが湧きおこったり発明や発見を生み出したり生き方が180度変わったりする=生まれ変わること

 

2.潜在意識とは

①自覚していない無意識
②創造的無意識
③脳の90%を占める無意識の未開領域
④何かを作ろうとする領域、過去の常識にとらわれない領域
⑤将来に変化を起こし、成長や発展にめざましい現象を与えてくれる。

 

3.脳+心=魂(精神・生命の核)


1)「心」とは

下界からの情報に対して神経が反射したときの「感情の動き」。物質から見ると「神経反射」。

2)「精神」とは
「脳」と「心」をひとつに合わせたもの=「」=「生命の核」。肉体を取り巻く空間に存在する。

3)「魂」は30%
人間の3種類のデータ(遺伝子)のうち
①両親から受け継がれた内部遺伝子10%
②家族や友達や学校、地域社会や社会構造などの外部環境に影響された思考パターン、心の情動60%。
③本人の固有データ=「魂」(本人の本質・未知の計算外データ)30%。脳を通じて体をコントロールし、感情や記憶などを司る。感受力・知力・論理力がある。

4)「現実(体験)」とは
●親からもらった遺伝子情報+両親の育て方による情報の上書き+「自分の脳で評価している情報」「情報空間の中で行動を決めている情報」「重要性関数の中で体験した情報」が基本。
●「上部脳幹」の中のRAS(上行性毛様体賦活系)情報システムによる無意識的な情報評価(頭の中にある情報による体験)が決定する意思、行動、感情、知性、五感などから作り出される。

 

4.脳は奇跡を生み出す4次元ポケット


1)脳の中には「古典力学」と「量子力学」がある

●「下部脳幹」は、全細胞からの情報や外部情報を、脊髄や延髄を通じて「電気」信号で集め「中脳」に送る「古典物理学」の世界
●そこから「上部脳幹」に情報を上げて送っていくのは「量子力学」の電子の世界

2)人間の脳の「前頭前野」が思考を現実化する
①「爬虫類の脳」(欲求の脳・生命源泉の脳)=脳幹
・呼吸や心臓を動かすなど生命維持機能に直接関係する命の原理原則。あらゆるデータを受信、処理。
・上部脳幹は、過去の記憶や未来の設定がない「臨場感」の世界。

②「動物の脳」=大脳辺縁系(脳幹の上に載っている)
・記憶と感情、向上心、やる気などの制御を担当。
・「映像」と「感情」によって記憶の「合成」をする。

《①+②= 「コンフォートゾーン」(心地よい空間)》

③「人間の脳」=大脳新皮質(大脳辺縁系の上を取り囲んでいる)
・後頭部で視覚・色彩情報を受信し、頭頂部で言語を理解したり運動を命令する。
・自分のデータや記憶、感情に基づき人生の計画を立てたり行動する「思考の世界」
・「知識の世界」を司り、それを実行する機能が「前頭前野」。

3)奇跡は「思考+臨場感」によって起こる
●奇跡とは、4次元ポケットの「前頭前野」で考えたことが現実になること。「思考エネルギー」(イメージそのもの)が「運動エネルギー」(現実)になるということ。
●頭の中で考えたことは、実際に手足を動かさなくても全細胞に「運動しなさい」と命令を出したことと同じ。「臨場感」をもって「すでに手に入ったもの」としてイメージすることで奇跡は簡単に手に入る。

4)臨場感は「視覚」ではなく「聴覚」に
臨場感は、「映像」でなく「音声」にある。人間の脳は音を映像化しているともいえる。「聞く」という聴覚神経にポケットの秘密が隠されている。奇跡を起こせない人は人の話を聞かない=たくさんの情報を耳で聞いてもイメージ化していない。

5)奇跡を起こすための3つの条件
①脳の処理速度・・・イメージしてから実行するまでの処理速度が速い
②整合性のある知識・・・物事を解決するための正しい情報・知識
③臨場感・・・視覚と聴覚が必要

 

5.奇跡を起こす方法


1)魂に刺激を与える

●心の中の30%を占める自己データ=本質=「魂」(生命の核)に刺激を与え、質をレベルアップする。
●一次感情(椅子にぶつかった→「痛い」)と二次感情(「誰がこんなところに椅子を置いたんだ」を交互に繰り返しレベルアップし、自己データレベルを決める「考え方、感じ方、探究心、生き方」を変える。

2)知性と感性を使う
感性と知性によって実行される「知る」作業に宿る「命」という情報パワーをエネルギーとして使い、あらゆるものが秘めている情報を読み取る。

3)過去の価値観、自己評価レベルをはるかに高いものに変える
価値観の基準=「自己評価(エフィカシー)」は、幼少のころ両親の「評価」(価値観・重要性関数)が「記憶」になって受け継がれ、「自己体験(セルフエスティーム)」と組み合わされて「人格」になっている。

①自分の個の経験を超えている「上位概念」によって、過去の価値観、自己評価のレベル、古い概念をはるかに高いものに変える。

②自分の自己体験=「情動記憶」(肉体的精神的体験+感情体験)をコントロールすることで、「自己評価」と「自己体験」を一体化する。

習慣が変わり、価値観を変えることができ、生まれ変わることができる。

4)潜在意識に任せる
●潜在意識の中に「なりたい自分」「なりたい未来」を論理的にプログラムし、設定を未来にあわせ「何かを作り出そう、完成させよう」と強く思い込むと、潜在意識が自動操縦のスイッチを入れる。
●心臓が努力しなくても無意識に動いていて、最初から意識しなくても動くようにプログラムされているように、奇跡も努力しなくても最初から起こるようにプログラムされている。大事なのは「無意識」。

5)スコトーマをはずし奇跡を起こす
自己内データ以外の自分の意識からはずされた情報=切り落とされたスコトーマ(盲点)が奇跡を邪魔するので、スコトーマをはずす。

①自分の潜在意識に奇跡が入っていることを確信し
②目的をはっきりさせ
③目的を達成する整合性のある理論を作り、
④何度も実験して仮説を見直し精度を上げ
⑤目的と同じテスト結果を得る=「ポケットを叩く」

→理論をたたく(何度も実験する)と「新しいアイディア」(奇跡)が生まれる。

6)奇跡を起こす具体的方法
言語プログラム
人間は言語化することでより明確に奇跡にフォーカスできる。できない未来を呼び来む「無理だよ」ではなく、「やりたい、やってみる」「私はやりたい、私はやれる」と言うことで脳は快感を覚え、今まで不可能だったことがいとも簡単に達成してしまう。

イメージプログラム
成功している自分の姿を「臨場感」(「音声」とその「映像化」)をもって「すでに手に入ったもの」としてありありとイメージする(思考のビジュアル化=思考+臨場感)ことで、脳の中で「思考エネルギー」(前頭前野で考えたこと)が「運動エネルギー」に変換し、思考が現実化する(奇跡)。頭の中で考えたことは、実際に手足を動かさなくても全細胞に「運動しなさい」と命令を出したことと同じ。
「〇〇だった」という過去形は否定を意味するので、過去の記憶でも構わないので「今でも楽しい」の現在形に直す。

→この2つを一体化させ、「自己評価(エフィカシー)」と「自己体験(セルフ・エスティーム)」を一体にする。

 

6.奇跡を起こすコツ

1)本当にやりたいことをやり、意識を集中させ楽しんで、とことんのめりこむ。

2)過去の経験を外し、未来にゴールを設定=未来の記憶を作り、臨場感をもって成功をイメージし、少しでも達成したら自分をほめる。

3)過去に縛られ、失敗を怖れる「have to」意識を「want to」意識にして夢を継続する。

4)奇跡を起こせると期待し信じ、「信念」を持つ。過去の失敗体験を乗り越え今に生かしていると「確信」する。

5)過去の失敗について言い訳しない。(潜在意識に「失敗がまだ終わっていない」と思わせない)

6)奇跡を阻害する一番の敵は過去を引きずる自分の潜在意識。「いつものような」習慣的行動やパターン=「have to」に気づいたら、胸の中心部を叩いて「自分らしくないよ」とことばをかけて消す。

7)交感神経ではなく、無意識を司る副交感神経を発動させ、意識的努力を無意識を中心にした考え方に切り替えれば、「自分がそうしたい」「want to」状態になる。

8)「失敗」したら「失敗することはすばらしい」と「新しい情報」に逃げ込んで潜在意識を発動させる。

9)奇跡のスイッチは、「悩み」(金銭的悩み、病気、精神疾患など身体的悩み)、人間関係のトラブルなどの精神的プレッシャーが障害となるので、それらをまず片付ける。

10)自分を縛る「自我」=親が決めた「部分関数」+他人の評価「評価関数」が決めている。親と環境によって作られている常識と人格という過去の縛りは潜在意識の中で自動操縦で働くため、そこから抜け出すこと。

11)情報や技術はお金と換金できるので、やりたいことを継続し、他の人以上に時間とエネルギーを投入したら、食べていけない人など一人もいない。

12)ゴールとは自分を変えていくこと。「ありのままでいい」とは、現状維持を最大の目的とする「今の自分でいい」ではなく、「人から何と言われようが自分のやりたいことをやりなさい」ということ。

13)ストレスや不安があると眉間のA10神経に向かって流れている創造性を司るドーパミンが遮断されるので、側頭部や耳をマッサージして不安をもみほぐす。

14)自分は今まではできない体験をしていただけで、本来は奇跡の中にいる人。「そろそろ〇〇してもいいよ」と自分に許可し、過去に縛られるのではなく未来側から実現してあげる=「未来の記憶を創造する」

 

7.奇跡のスイッチを入れる


1)スイッチを入れれば自動的に奇跡が起きる

「理解」= ①奇跡の必要性②奇跡は潜在意識によって作られる③潜在意識の活性化は臨場感のある知識によって起こる
~「理論」=プログラムを設定する(「思考」)
~願望を「目的地」にセットし「スイッチ」を入れる
~「現象」の引寄せ
→自動的に奇跡が起きる。

2)スイッチをどんどん探す
創造的無意識の中には素粒子(電気パルス)の集合体があり、周波数が無限に入っている。周波数を使う「スイッチ」探し・スイッチ点灯を繰り返しているうちに、それ自体が面白くなるし、一度奇跡を起こすとまた奇跡を起こすことが面白くなる。
→学習することより探究することが面白くなったときに、潜在意識は活性化される。

3)自分探しのスタート地点はお母さんのお腹の中から
①「部分関数」(物理的要素)と②「評価関数」(心理的要素)によって、自分と他者をわけて自分を「詳細化」していくスタート地点は、お母さんのお腹の中から。
3歳(第1期)、7歳(第2期)、13歳(第3期)で基本的な人格が決まる。

4)13歳までの親のラベリングから自分を開放する
●赤ちゃんにとって、世界は切れ目のない光のタペストリー。親の「印象」と「感覚」の合成によって、光の中でその部分だけが明確化されることで情報を集約し、両親以外の家族からも膨大な情報量(常識)が流れ込む。
●幼稚園や小学校では、自分で物理的体験をし、親から入力された評価と現実社会の食い違いが起こるので、学校の先生や友達の評価を「再合成」する。
→13歳までに「再合成」に興味のなかった人は新しく情報を得るのが難しい。

5)相手の無意識レベルを理解し、潜在意識を活性化する~人間の傾向性はRタイプとLタイプ
Rタイプ=・右脳を優先的に使う・右側に潜在意識が出現しやすい・「私」でなく「私たち」を中心に生きている・感性を優先する傾向・相手の言葉に傷つく・近い距離、一体感を求める
Lタイプ・左脳を優先的に使う・左側が無意識の領域・「私」を中心に生きている・知性を優先する傾向・相手の言葉にさほど傷つかない・離れた距離を求め、自分の時間を大切にする。

6)成功しようとする人は成功できない~失敗から学び、否定から自分を変える
●すでに知っているものに対しては、それ以上知ろうとしないので、成功から学ぶことは何もない。「失敗」して、自分の考え方や存在さえも「否定」されることで、「自分を変える」ことができる。
●成功しようしようと思っている人は、オートパイロットが逆に働き、奇跡の扉から逆方向にどんどん離れていく。
●これまでの常識・基本的人格を見直し、過去に全く影響されない新しい記憶(未来のデータ)を再合成する(全く新しいものを加える・作り出す)ことで、「未来を作る」ことができる。

7)現状からかけ離れた奇跡ほど達成できる~現状からかけ離れた目標を立てる
●現在の仕事から少しずつ目標設定を上げていくと、現状が嫌で逃げるためのもの(=「過去」の延長)になってしまうので、現状からかけ離れたゴール設定をする方がよい。どうせ逃げるなら自分が好きなところに逃げ込むことが必要。
●逃げ込む=大変だと思っている現在から、より高い視点(=すでに成功している未来)に視点を持っていくことで、これまでの過去や現在からの視点とは違う情報をもたらし、同じ状況でも焦りや追いつめられることがなくなり、余裕を持って現状を見ることができる。

 

あとがき

 

とてつもなく大きな夢をゴールにして生きることで、あなたは光輝く。毎日が楽しく、笑顔のあふれる人生を送ることができる。私自身、過去を振り返ると不幸のオンパレードで、凄惨な人生だったが、片時も夢を忘れたことはなかった。奇跡は必ず起きる。夢に臨場感を加え、ワクワクしてゴールまで走ってください。「絶対あり得ない」と思う夢ほど実現できる。

 

最後に

 

わかりやすい具体例を交えながら書かれているので読みやすいのですが、専門用語がたくさん出てくる上に、各トピックのパズルのピースが時系列を超えて複雑に絡んでいるので、だいぶざっくりとしかまとめられませんでした。以下のように、潜在意識を使って実生活で奇跡を起こすワークの実践が随所に盛り込まれており、自分で「奇跡のかけら」を体験できる楽しみもある本です。

5章・副交感神経を働かせる呼吸法、眉の不随意筋作動法。
6章・催眠硬直・無意識の視覚効果・連結法・BUT法などを利用して相手を思い通りに動かす方法。
7章・連結法・分離法・催眠硬直・ペーシング理論などを使って人間関係のトラブルを改善する方法。
9章・不安をなくすマッサージ法・記憶の上書き法・奇跡を起こすトレーニング法。
10章・RタイプとLタイプ別による相手の無意識レベル理解・潜在意識活性・本音を引き出す方法。

最後に、この本を思いっきり圧縮してまとめると・・・

ポケット=潜在意識(著者による「創造的無意識」)を活用できたら、誰もが「幸せな奇跡」を起こすことができる。
①親や周りの大人たちから刷り込まれた過去の記憶による思い込みから自分を解き放つ。
②未来のゴールを決めて、臨場感をもってありありとイメージすることで潜在意識にスイッチを入れる。
③「have to」ではなく「want to」意識で情報と知識を集め、集中・没頭し実行。
それができれば、好きなことで食べていけないということはない。

骨子はここにあると思います。

誰にも無限の可能性があるということを、量子力学、脳科学、心理学、哲学、宇宙科学、スポーツ学、人体生理学、さまざまな見地からわかりやすく書かれた内容。読み進めていくうちに、「私にもできる!」という勇気と力が湧いてきました。

天外氏が創設したメソッド「グラフォロジーコーチング」のエッセンスが詰まった本です。

 

ゆ~みんこと田中悠美子

 

 

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