幸せへの科学的アプローチ

五島秀一『スピリチュアルを解くサイエンス4 幽体離脱で見た宇宙』を読む

五島秀一 幽体離脱で見た宇宙

 

はじめに

 

幸せへの科学的アプローチ本を「読んでみる」シリーズ。第1回目は、私の最初の師匠である五島秀一著『スピリチュアルを解くサイエンス4 幽体離脱で見た宇宙』(2020年 ヒカルランド)です。

 

ちなみに「スピリチュアル」という言葉。日本では「引寄せの法則」なども含めて、「スピ系」というといまだにトンデモ、オカルト、のように思われているようですが、本来は神、聖霊、霊、魂、精神、超自然的、神聖、といった目に見えない人間の世界観を哲学する言葉です。あのスピリチュアルをディスりまくっているDaiGoでさえ、「自分の人生の意味と何か」「自分はなぜこの世に生まれたのか」「人間は死んだらどうなるのか」「魂とは」「神とはどういう存在なのか」「自分はどういう方向でどのように生きていったらよいのか」「人類はこれからどうなるのか」など、答えが出ないような大きなテーマの問題を考える習慣のある人たちは、メンタルも強く鬱にもなりにくい、というアメリカの大学の研究をYoutubeに挙げているほどです。

 

五島秀一先生との出会い

 

人生後半で得た大きな病。原因不明のめまい・ふらつき症状から、痛みと違和感で首がまったく動かせない状態に。。。どの病院に行っても治療法がみつからず、ドクターショッピングをしているうちに、その他の症状もぞろぞろ出てきて、私の人生はどん底まで落ちました。

 

症状発症から5か月ほど経った2016年12月6日。音楽つながりでご縁ができたヒーラーの李ユキさんに付き添っていただき、ユキさんの師匠である凄腕治療家に会いに、としまえん近くのとある施設に。

 

そこにはちょっと気難しそうな一人の紳士が、、、

 

症状をご説明すると、さっそく私の頭部を目視でスキャニング。
「右側頭部に脳せき髄液が溜まっているな。右眼の痛みはそのせいだ。すぐに流すから。」
そしてなんとも心地よい頭の揉みほぐしが始まりました!その間、5分から10分ほどだったでしょうか、、、

 

「さあ、起きてみて!」

 

うおおおお!ななんと!!!いままで死ぬほど痛かった右眼の痛みが消えているではありませんか!!ななんだこれは(゜o゜)!!!!

 

「ほら、右眼の眼振がなくなったよ!」

 

わーーー!!奇跡か~(゜o゜)(゜o゜)(゜o゜)!!!!!

 

これが私の最初の師匠、物理学者・数学者・気功治療家の五島秀一氏(Dr.Shuドクター・シュー)との始めての出会いでした。さまざまな顔をもつ天才ドクターに、たまった脳脊髄液を流して頂いたことで、「この先生に治療してもらえば、西洋医学に見離された病でもよくなるに違いない!」と確信した私。

 

それからというもの、講演会や施術で全国を飛び回っている先生を追いかけての「治療三昧」が始まります。翌年5月からは、ドクターのお弟子さん大石建治先生にも遠隔治療をしていただくこととなり、西洋医学の医者では治らなかった難病から立ち直ることができたのでした。

 

科学とスピリチュアルの融合

 

ドクターは、2009年より北は北陸から南は九州まで、全国のヒーラーのお弟子さんのもとを訪ねておおぜいの人たちに施術をする「行脚」で、これまで数千人の人々を救ってきました。

 

私は東京、千葉、静岡、名古屋、大阪、島根と、ほとんど毎週のようにドクターを追いかけ、施術を行っていただきました。地方での施術では、夕ご飯タイムにもお邪魔して、ドクターの面白おかしい「武勇伝」をたくさん伺って大興奮(≧▽≦)!!

 

こどものころ、友だちに負けじと7mの竹馬を作って乗ったら、案の定大転倒!血だらけの大怪我となった話や、広島大学生のころ、友だちの借金問題でヤクザ100人を相手に大立ち回りした話、、、バーテンダーをしながら顧客情報管理の計算式を編み出し、店の売り上げを急増させ、夜の帝王と呼ばれた話、、、あやまって70度の熱湯をかぶってしまい、クンバハカ法でエネルギーを集めて熱で溶けかけた内臓や組織を再生した話などなど、、、

 

施術はもとより、ドクターご本人の人間性や人生経験、存在それ自体が型破りというか、「人間ばなれ」もいいところ(≧▽≦)!!!

 

講演会、セミナーの内容もすさまじい、、、

 

物理学、宇宙科学、量子力学、気象学、地震学、古代史、人類史、東洋哲学、西洋哲学、古代ユダヤ思想、言語学、人智学、神学、神道神学、易学、人体構造学、生化学、振動医学、気学、気功、自然医療、農学、アーユルヴェーダ、ヨガ、スピリチュアリズム、世界情勢、政治・経済、、、

 

目にみえるものから見えないものまで、縦横無尽に横断するドクターの講話会やセミナーには、毎回ワクワクさせられます。これまで受けたセミナーの例としては、「気功整体」「チャクラ整体」「7次元光圧療法」「霊ヒーリング」「五行順応ヒーリング」「若返り気功・黄金気功」「カタカムナ体操」「高次元体得セミナー」「創造意識開発セミナー」「言霊開運学」「天占易学」「三十三観音透視術」、、、

 

たとえばチャクラの定義ひとつとっても熱、筋膜という医師でも納得できるキーワードで説明したり、チャクラの原理を精神世界〜東洋医学〜西洋医学を横断して説明するなど、ネットや本で調べても出てこないドクターならではの独自な説を展開されています。

 

広島大学在学中に、図書館の本を全て読破。20歳の頃には、幽体離脱して水星の近くにある宇宙図書館”アカシックレコード”に行き、あらゆる書物を読破。もともと博学博識な上に、幽体離脱によって神仏や歴史上の人物などに直接会ってインタビューし(゜o゜)、ダイレクトに情報を入手・更新しているそうです。科学とスピリチュアルが融和している、いわゆる「系スピリチュアル」を実践されています。

 

頭脳明晰文武両道。とはいえ真面目でお固いわけではなく、講演会では寒いオヤジギャグ大炸裂(≧▽≦)!ときには落語や浪曲ばりの「お笑い」「ずっこけ」も入ったり💦。天意を全うし、心の平安を得て幸せになる「人生の指針」について、という実生活に活かせる学びを提供してくれています。

 

ちなみに、ドクターのまた別の顔をひとつ。。。被爆2世である氏は、小学校6年生の時「放射能の核分裂原爆を阻止する法則を見つけます」と全校生徒の前で宣言。長じて治療家、セミナースピーカーとして全国行脚を始め、2005年に「このままでは日本の原発はメルトダウンする」とアインシュタインが夢に出てきたそうです。そして、300年かかると言われた統一場理論の数式が新幹線の中で閃き、その理論に基づいてベンゼンや放射性物質、農薬などの有害物資を減殺する洗浄剤や土壌改良剤の開発に成功!!なんともすごいお方です!

 

『幽体離脱で見た宇宙』目次

 

2019年より、五島先生の講演会を活字化した本が、ヒカルランドより次々に出版されています。今回は「スピリチュアルを解くサイエンス」シリーズの4『幽体離脱で見た宇宙』についてのご紹介です。

 

【目次】

第1部 大宇宙の中心に神の意識が集まる

Part1 「神の秘密を知る」天使ラジエルから伝えられた自分の使命
・宇宙即我の体験

Part2  天使の波長の長さ
・電磁波の中に宿る神のテレパシー
・超能力医療が当たり前になる時代
・超能力は訓練で得られる
・空の世界を理解するための3つの時間軸
・あの世のベートーベンとゲーテに遭遇した世界

 

第2部 ウガヤフキアエズ王朝を継いだ神武天皇

Part3   モーゼの角、神武天皇の角のルーツ
・ヘブライ語の名を持つ神武天皇
・神武天皇とイザヤの次男  一致する生年
・宇宙的生命体、アトランティス、ヘブライ、神武天皇の牡牛の角が示すつながり
・契約の箱の中身は放射性物質

Part4  Dr.Shu開発商品—放射性物質を無害化する
・放射性物質無害化の研究課程で生まれたイズマリン

Part5   神武天皇の東征と三種の神器の行方
・軍事同盟で平定した神武東征
・フランチャイズ契約手法による東征
・技術的にすぐれていた神武の東征
・人類の速すぎる進化

 

第3部 創造神が4つの星座 北斗七星、オリオン、プレアデス、シリウスを用意した

Part6   慈悲と愛と祝福に満ちた宇宙空間
・宇宙法則の基本原則と宇宙哲学
・宇宙空間の神聖幾何学マカバ
・日本は海のチャクラに恵まれた国
・天使、守護霊が人生を見守っている

Part7   宇宙的生命体、守護霊、指導霊、天使の役割
・人間の設計には四大天使が関わっている
・覚醒の先導役
・人生は成功、失敗ではなく心を打つ生き方が大事

 

第4部 宇宙的巨人と心の悟り
・生命の時計の針が“ある位置”を指したとき
・未来を観たお釈迦様
・徳を積めば運命は変えられる
・忍耐力は大きな能力
・3次元の座標では計れない隠れた能力
・高次元を人生と重ねて哲学的に探求する
・数学が大好きになった理由
・磁場を使うとパラレルワールド、タイムマシンが説明できる
・ヒーリングのときに見る4次元のホログラム世界
・未来型デジャヴにアクセスする幸福の条件
・5次元の集中力、6次元の持続力、7次元の包容力
・8次元の育成力、9次元の創造力から広大無辺の世界へ
・生体ホルモンが高次元を表現している
・宇宙の全体像、幽体離脱と幽体拡大の筋肉の使い方
・幽体拡大で宇宙的巨人になる
・Dr.Shuのオリジナル高次元メソッド
・ホルモンを出す瞑想法

 

第5部 進化するUFOと空間の哲学
・人間の魂の進化について
・「汚れなきクリーンな眼」を持つアークトゥルス星人
・パラレルワールドが存在する意味
・シリウス星人が作製したアダムスキー型UFO
・メンテナンスが不要なハイブリッド型UFO
・プレアデス星人が体得した空間の心
・7の倍数で具現化する想念

 

目次を見ただけでもおなかいっぱい💦ですが、以下に要点をまとめてみました。

 

第1部「大宇宙の中心に神の意識が集まる」

 

Part 1    「神の秘密を知る」天使ラジエルから伝えられた自分の使命

 

●「幽体拡大(離脱)」(お釈迦さまの「宇宙即我」)して観察した宇宙は楕円形。宇宙の中心に意識の焦点があって、全ての生命はそこに向かって、幾たびか輪廻転生を繰り返しながら、進化が進んだ星へ星へと魂が進化向上するようにできている。

●他の天体から地球に生まれ変わる生命体は、月の裏側で修行し、一生のプログラムとヴィジョンを見せられてあらかじめ予習。光のドームを伝わって地球に降りる。物質科学を繁栄させたい魂はいったん火星基地に、精神文明を進化させた魂はいったん金星に行って地球に生まれる。

●火星ルートは物質科学、テクノロジー進歩、唯物論、エゴ発達。金星ルートは唯心論、精神的。200年を過ぎたある時期から金星ルートで輪廻転生する魂が増えてきたが、地球には火星的な魂を持った人が半分いる。

●20歳のときにアカシックレコードに案内してくれた天使ラジエルから、自分の役割は世界中に残っている哲学、思想、高度文永の痕跡を拾い集めて1つの体系にして、火星的魂と金星的魂の橋渡しをすること。と言われた。

●天使ラジエルは「神の秘密を知る人」という意味。ラジエルを含む七大天使は太陽の中に意識体として存在。天使の本拠地は太陽ではなく宇宙の外側。

●宇宙の外側は、ギリシャ神話に出てくるような宮殿があって、その中のある部屋にポツンと宇宙がおいてある。魔界は7階層、高次元の世界も7階層あってバランスが取れている。

 

Part 2    天使の波長の長さ

 

●神の意識の焦点では、神のテレパシーが宿っている電磁放射が起きていて、電磁波の形である周波数になって地球以外の惑星にもどんどん送られてくる。目に見えない世界はすべて電磁波で解明できる。

●イギリスの研究家によれば、各星から近赤外線が出ていて、星占いは星から来る近赤外線が人間の松果体に入って反応を示している。

●ラジオ波と同じような周波数で霊界の人と交流できる。将来、霊界に行ったおじいちゃんやおばあちゃんの声をそのまま流すことも可能となるだろう。

次元が高く、振動数も高いと言われている天使は、この世では反比例して低周波を使う。波長と周波数は反比例する。

●私たちが住んでいる3次元の可視光線の世界は、700ナノメーター(赤)から360ナノメーター(青紫)の間で、般若心経でいう「色(しき)」の世界。それより周波数が高いものが紫外線あるいは放射線。

●周波数ごとに対応する高次元の階層を調べると、
死んで間もない霊魂は
波長1マイクロメーター(周波数は反比例して30テラヘルツ)の近赤外線の領域に存在。(高感度カメラで撮影可能。UFOもこの領域の存在。)
成仏していくと
波長10マイクロメーターの遠赤外線の領域「幽界」に移っていく。(遠赤外線カメラで撮影可能)
波長1mmが4次元の「霊界」
波長cmが5次元の「神界」
波長1cmが6次元の「菩薩界」
波長1mが7次元の「如来界」
波長10mが8次元の「太陽界」
波長100mが9次元の「宇宙界」
波長1kmが「神の世界」

●神に近い天使の波動は、上下の波だけで1km飛ぶ貫通力がある。気功師や超能力者が出すパワーが物体の障壁を超えて作用するのは波長の長さで説明できる。

●スプーン曲げやテレポートなどの超能力現象を起こすサイコキネシスの人たちは、松果体や頭から波長1~10m、周波数300メガヘルツ~30メガヘルツ、「太陽界」(8次元)あたりの電磁波を出す。奇跡はこの領域で起こる。波長が1mを超えると物質を変化させることができる。テレパシーの世界。将来、超能力医療が当たり前の時代が来る。

●人間の臓器は固有の電磁波を出しており、光のスピードで神経信号よりも速く伝達される。将来の医学は電磁波医学となるだろう。

●超能力は、モノを1m離れて見る訓練を続けたら、サイコキネシス、神人のレベルに到達する。気功でも武道でも、遠ざかる訓練が基本。

●可視光線の領域「色(しき)」を一歩離れた電磁波の領域、波長の違う世界「空(くう)」に、UFOや星人などの宇宙生命体が存在するパラレルワールドの世界が存在する。仏教では、独自の修行によって「空」の世界に到達していった。

●アインシュタイン曰く、時間は非常に曖昧である。「空」の世界を理解するには、時間の流れが3つあることを理解しなければならない。
①「因果関係の時間軸」=通常われわれが生きている可視光線の世界。過去に戻ることができない。因果があって結果がある。
②「可能性の時間軸」=時間の流れを分岐させるパラレルワールド。空想や想像で実際起きている世界。聖徳太子の分身の術など。自分は大学入試の時に8人の分身を作って8科目同時に勉強した。すぐれた一流の経営者はみな可能性の時間軸を使っている。
③「意味の時間軸」=過去の出来事の意味を掘り下げることで運命が変わる。

●自分は「空」の世界でベートーベンやゲーテに遭遇し会話した。

●パラレルワールドを接触させる力は「重力」である。地球近傍に巨大な暗黒物質(ダークマター)が存在すれば、タイムラインはくっつく。最近太陽系にダークマターがかなり増えているというNASAのデータがある。

 

第2部「ウガヤフキアエズ王朝を継いだ神武天皇」

 

Part 3    モーゼの角、神武天皇の角のルーツ

 

●『古事記』『日本書記』『聖書』から割り出すと、「カムヤマトイワレヒコ」(南ユダ王国の神の民)の別名を持つ神武天皇は、預言者イザヤの次男、マヘル・シャラル・ハシュ・バズの可能性がある。

●神武天皇誕生の年はBC721年

●『先代旧事本紀』に掲載されている、角が生えた神武天皇の詳細な姿形の記述、『旧約聖書』~出エジプト記の預言者モーゼをつなぎ合わせると、天皇のルーツはヘブライ、その元はアトランティス、その背後には牡牛を神として祀る民族または宇宙生命体の可能性がある。

●契約の箱の中身はおそらく放射性物質であり、プラトンがアトランティスにあるといったオリハルコン=おそらくウラン合金。古代ギリシャと戦争を起こしたアトランティスはオリハルコン(放射性物質)を使ったので、ゼウスは稲妻(おそらく電磁波兵器のようなもの)を落としてアトランティスを成敗した。

●契約の箱は、南ユダ王国が滅亡したときに、イザヤの次男=神武天皇と一緒に日本に運ばれ、どこかに埋められている可能性もある。

●古代イスラエルと日本の間に深いつながりがあったということになれば、やがてユダヤと日本が手をつなぎ、北と南で貿易を進める縦と、東西の横の十字によって日本経済と日本精神が復活、世界も同時
に平和になる道筋が見える。

 

Part 4    Dr.Shu開発商品—放射性物質を無害化する

 

●放射能物質無害化の研究の過程でイズマリン、アースパワーウォーター、アースパワークリーナーが生まれた。

●それらは洗浄用として油を分解する作用がある。

●アースパワーウォーターは、マイナスイオンが1cc4000~5000個あるため、沸騰させても逃げていった分だけまた戻ってくる。また、ミトコンドリアがぐんぐん増える可能性があるので、若返りが想定される。

●化粧品をつけても有効成分の1%ぐらいしか肌に浸透しないが、アースパワーウォーターを使うと効能が100倍になる。

●アースパワークリーナーを洗剤のかわりに使うと、界面活性剤、防腐剤、着色料、農薬などの危険なものを分解する。これで地球をきれいにしたい。

 

Part 5    神武天皇の東征と三種の神器の行方

 

●神武東征は、45歳のころ宮崎の高千穂宮で決意し、製鉄業者の加茂一族(八咫烏)を連れて、250人規模の船団で瀬戸内海から大和・近畿地方を平定し、61歳で橿原宮で天皇即位を宣言。

●神武天皇が太子になった15歳から東征決意の45歳まで30年かかったのは、かなりな神経質で、自分に自信を持つまで時間を要したから。父親のウガヤフキアエズは浜辺に捨てられていた過去を持ち、両親の愛が少なくて寂しい思いをされた。四男の神武天皇にも寂しい思いをさせ、心に傷を持ったがゆえに東征決意まで30年かかったのではないか。

●東征は戦争ではなく、それまで青銅器を使っていた豪族たちと、鉄の精錬技術を基盤としたフランチャイズ契約(仕入れ、技術指導、人材派遣、手数料)を結んだことで、15年足らずで広域を平定できたのだろう。

 

第3部「創造神が4つの星座 北斗七星、オリオン、プレアデス、シリウスを用意した」

 

Part 6    慈悲と愛と祝福に満ちた宇宙空間

 

●〈宇宙法則の基本原則の1〉卓越した宇宙エネルギーがモノや人間に入ってきた場合、その存在がもともと持っているエネルギーの100倍以上になると、吸収されずにそのまま逃げていく。あまりに高すぎるエネルギーは、人間が吸収できず貫通してしまう。

●〈宇宙法則の基本原則の2〉宇宙エネルギーは、その存在のエネルギ―を3倍にしか増幅できない。ゆえに人間は、宇宙からエネルギーを直接受け取ることはできず、地球の力や他人の口、水晶、パワーグッズなどを通して変換されたものだけを受け取る形になる。

●古代の人たちは、電磁波をキャッチしやすい鉄や銅を通じて見えない世界と交信していたことが考えられる。

●地球の中心には鉄があり、地球そのものも鉄を使って宇宙と交信している。

●我が国は「豊葦原瑞穂国」(とよあしはらのみずほのくに)つまり水辺が多い国であった。アシ、イネ、コノ、カヤの茎の周りには、スズと呼ばれた褐鉄鋼(鉄の酸化鉱物)が筒状に付着しており、それらの食物から鉄を吸収し、体内の鉄を使って宇宙と交信していたと考えると、日本人はもともと霊媒体質の交信しやすい肉体を持っていると言える。

●旧約聖書ヨブ記9章9節から、北斗七星、オリオン(天使ケルビム)、プレアデス、シリウス(天使セラフィム)の星座に基づく4種類の宇宙人が人類の創造に関与したことがわかる。

●四代文明の黄河文明は北斗七星、シュメール文明はシリウス、エジプト文明はオリオン、日本はプレアデスの指導でできた。インダス文明は、αケンタウリの影響を受けている。

●北斗七星、オリオン、プレアデス、シリウスの4星座をつないだ三角錐と、αケンタウリ、オリオン、プレアデス、シリウスを結んだ三角錐を合体させたのが、人間の完成を表す古代ユダヤ最高の神聖幾何学「マカバ」(二次元的にみると六芒星)。慈悲と愛と祝福に満ち満ちている宇宙空間は、人間を愛してやまない神様の空間であり、人間を悟らせようと神聖幾何学を星の配置で形づくり、人間に悟りの光線を送っている。神の心、愛の心になることが、宇宙の波動に最も近づく道。私たちは、この世に生まれただけで祝福されている。

●瀬戸内海の3つの渦潮、関門海峡、来島海峡、鳴門の渦は、日本列島のチャクラ。日本は世界でもまれに見る海のチャクラに恵まれた国であり、ともすると自信勇気をなくしそうになる私たちにエールを送っている。どんなに大変な人生を背負って生まれてきたとしても、どんなに過酷な家庭環境に生まれてきたとしても、呪われた過去があるからでも、前世で悪いことをしたからでもない。誰もが生まれてきただけで祝福されている。

●幽体離脱(幽体拡大)して宇宙空間に出ると、ローマの円形競技場のような場所の真ん中に自分がいて、周りの観客席では守護霊や天使が私たちを見守って、ハラハラしたり、拍手したり、その人の体験がみなにシェアされている。この世は円形競技場で、私たちはその真ん中に立つ主人公。自信と勇気をもって生きよう。

 

Part 7    宇宙的生命体、守護霊、指導霊、天使の役割

 

●天使ウリエル、ラファエル、ミカエル、ガブリエルの四大天使が、それぞれ遺伝子を作るのに重要な塩基、チミン(地の働き)、グアニン(風の働き)、アデニン(火の働き)、シトシン(水の働き)を作り、その後北斗七星、オリオン、プレアデス、シリウスの四大宇宙人が人間の遺伝子を作った。人間が輪廻転生しても、自分を見失わないように働いてくれるのが守護霊や天使。

天使はありとあらゆる方法で人間を守っている。苦しいことが起きるのは、天使に頼ってほしい、忘れないでほしいから。だから堂々と天使に祈ればよい。

●地球が今から浄化されていくときに、私たちは一番最初の先導役として生まれ、苦しいこと、悲しいこと、全てを一通り経験する役目を持っている。

●日本の書道は書を書くのではなく書を生きる。自分も気の舞を舞うのではなく気の舞を生きる。2019年4月、琵琶湖の白髭神社で奉納した自分の気の舞は、地震を封印したいというのが一番の動機だった。

●自分は不幸の予言をするのではなく災害をとめたい。災害をとまたら、偉大な魂を持って生まれてきた人たちを覚醒させることを日本からやっていきたい。

人生は100戦100勝は絶対ありえない。よくて6割勝って4割負ける。試練で苦しめられている時は、試練も苦しいはずだと擬人化して考える。病気で苦しい時は病気側も苦しい。

成功する、失敗するじゃなくて、心を打つような生き方をすることが大事。

 

第4部 宇宙的巨人と心の悟り

 

●釈迦が王族の息子から出家した時のように、「自分が本当にやりたいことをやれば必ずマーケットがある」という確信が勇気になる。目先の現実的な利益も大切だが、「生命の時計」の針の位置がある位置を示すと、「こんなことをやっている場合じゃない!」という気持ちになる。

●釈迦は未来を観た。未来は時間の中にある。運命と時間はほぼイコール。自分の「命」を「運」ぶ「運命」は変えられる。という信念=信仰を持てば変えられる。

●一流の大学に行き一流の会社に勤めれば幸福という結果が得られる、それも信仰心であるが、どんな状況でもニコニコしているというのも能力。我慢する、辛抱するというのも能力(スタンフォード大のマシュマロ実験)。学校の成績とは関係ない能力はたくさんある。産業革命時に作られたのが学校教育や知能検査、つまり成績表は大量生産向き。発達障がいや登校拒否の子どもたちは、現代が必要とするフィルターにかからないだけ。

●3次元の物差しは大脳新皮質(知覚野、運動野、連合野)。賢い、合理的、生産性が高い、そういうのが3次元で頭がいいとされる。

●4次元は時間、経験値。現代はおじいちゃん、おばあちゃんの知恵が伝わっていないが、3次元の学校の知識より4次元の経験値の方が上回る。

●5次元は意欲(目的)。やる気がないと会社の業績は上がらない。ホンダが大企業になったのは意欲。昭和は意欲が中心の時代だった。

●6次元は志(方向性)。志によって意欲のあるなしが決まる。志は意欲を導き、意欲は運命を導く。運命は、ここではダメだと空間に働きかけて移動させ、引っ越しをさせるかもしれない。(孟子の孟母三遷の教え)

●7次元は包容力。志を太く強くするのが包容力。包容力がないと自分の志と違う部下を迎え入れ教育することができない。

●8次元は育成。最初から富の神様というのはいない。貧乏神が成長したのが富の神様。育てる視点がないと何をやってもうまくいかない。

●9次元は無から有を生む創造。

●超ひも理論でいう高次元はミクロの世界だが、最近では数学的、物理学的にも高次元があるらしいと判明。

●磁場が空案を歪める。磁場を使うとワームホールやパラレルワールド、タイムマシン、時間軸移動がうまく説明できる。磁場とは非常に抽象的な回転。回転して回転軸があってその軸から磁場が発生する。磁場とは方向性を表す。

●4次元の視点に立てば、外と中が同時に見えるので、4次元のサイコロ図を見てサイコロが8つ見える人は4次元が見えていることになる。神智学では、あの世に行って透視すると、内蔵の表面と内面が同時に見えるとされる。

●著者がヒーリングするときは、手をセンサーにして神経系、筋骨格系、血管循環器系が6枚くらいホログラムのように画像で見える。

●著者は、アカデミックな立場からも、哲学的にも、数学的にも、ヨガ的にも、あらゆる角度から高次元を研究し、日常生活に高次元をどう使うかを研究する。

●3次元の横=広がり=できるだけ幅広い知識、意見を取り入れる。高さ=できるだけ世の中のため人のためになるようなことをする。奥行き=どこまで掘り下げるか。この3つの自己を知ることが人生の成功、幸福の一番重要な条件となる

●4次元にアクセスすると未来から今を見ることができるようになる=未来型デジャヴ。未来に何かを達成し、そこから懐かしむような気持で今を見ると、見落としていることがいくつも見え、今は辛いけど、この先すごく幸せになっているから頑張ってね、と自分で自分にエールを送る励ましの感情が湧き上がってくる。4次元的に言えば、他人からの承認、他人への期待は必要なくなる。

●アブラハム・マズローが言った通り、人間には承認欲求があるが、一番重要なのは自分が自分を承認し、期待すること。会社の経営者として一番重要な能力は期待能力。会社の業績は期待値に比例する。

●5次元にアクセスすると、意欲により巨大な集中力が生まれる。今日死んでもいいというくらいの気持ちで頑張る。

●6次元にアクセスすると、志により持続力が生まれる。社会で成功する多くの人は持続力がある。徳川家康、闘牛など。筋肉も瞬発力より持続力の筋肉が重要。

●7次元にアクセスすると包容力により自分と異なるジャンルの人を味方につけられる。本業の発展は趣味や遊びからくることがある。人間は損得より感情で動く。親近感が湧く人に目いっぱいこちらもサービスしたくなる。

●8次元にアクセスすると、育成によりピンチをチャンスに変えられる力がつく。自分のとって毒にあると思う人がすごいチャンスを持ってきたりする。だから好き嫌いを超えて。柔和さ、穏やかさ、包容力が問われている。諸葛孔明。成功する人は、自分の持っているものがどれだけ惨めで取るに足らないものでも、それを大事に自分で自分を育てる。

●9次元にアクセスすると創造。釈迦は出家するときに人生を創造した。たくさんの人に幸せをもたらしたいと思った。

●この世を生きている人間は目隠し状態で、未来に対して情報を知らされていない。それは今を一生懸命生きるため。未来がわかってしまうと下積みの修行ができなくなる。たくさんの人のお役に立てる自分というのは心の中に眠っていて、それがあるとき目を覚ます、いつか心の中で湧き上がるときが必ずくる。

●スウェーデンボルグ曰く「素晴らしい高次元は必ず低次元の中に象徴として宿っている」。高次元を表すものの痕跡が脳の中の生体ホルモン。
7次元は包容=セロトニン。8次元は育成=オキシトシン。9次元は創造 ドーパミン。

●大脳生理学の見地から、身体と瞑想によって高次元にアクセスするポイントを刺激する方法。大切なポイントは軸。

●太陽系の9つの惑星。その外に3次元の宇宙空間。宇宙の外の4次元から9次元まを垣間見るメソッドは「幽体離脱」「幽体拡大」。

●太陽系内に意識を飛ばすときの身体の状態は屈筋群を使う。太陽系を移動するときの幽体も筋肉。太陽系を出るときは伸筋群を使う。

●人生において必要なものは全て宇宙の中にある。必要なものを集める力は宇宙空間に意識を飛ばすこと=幽体離脱で得られる。太陽系から宇宙空間までは幽体離脱。

●宇宙空間から外に出る時は幽体拡大。背骨をきちんと立てるようなイメージで脊柱規律筋を使う。宇宙的巨人にならないと小さいままでは外に出られない。釈迦が宇宙の外に出たのと同じ。

●Dr.Shu オリジナル高次元メソッド。

●ホルモンを出す瞑想法。

 

第5部 進化するUFOと空間の哲学

 

●人間の魂は「一霊四魂」(荒霊、幸霊、奇霊、和霊)と言われるように、真ん中に1つの霊があり、4つの魂が存在。受精卵の初期胚の4分割のステージに在るということ。

●アークトゥルス星人は、真ん中にエゴ(霊)や想念が存在しない「汚れなきクリーンな眼」をもち、4つの魂が独立して存在し、そのバランスを知るために存在している生命体。

●約100億年前、アンドロメダ星雲にメシア連合が誕生した頃、彼らは半霊半物質のUFOに乗り、意識体だけで宇宙空間を移動。

●約40憶年前、パラレルワールドを探索する目的で、メシア連合がエゴのないアークトゥルス星人にUFOの製作を命じた。

●物質宇宙と反物質宇宙が存在するのがパラレルワールド。われわれが存在する現象界では物質が整然として空間が伸縮自在。その外に「冥界」があり、さらに「幽界」「霊界」「神界(超物理超霊・永久物質)」が存在する。

パラレルワールドが存在する意味は、おそらく「可能性を試すため」。多次元にわたる眼差しで現実を見据えるため。

●アークトゥルス星人の初期型UFOは、アハラノフ・ボーム効果(物質波の位相の変化に関する数式)を応用して作られたと思われる。位相のひとつひとつがパラレルワールドと対応している。

●約2億3千年以上前、「霊」(エゴ・想念)を非常に強く持っているシリウス星人が、回転電磁場を用い、3次元で高速移動可能な「アダムスキー型UFO」を作製。重力フリー、人工重力場を可能にする装置を作ったのではないか?

●約1億2千万年以上前、メシア連合が、電磁波、周波数を交差させるテスラコイルに近い方式で「アークトゥルス型UFO」と「アダムスキー型UFO」の長所を取り入れた、メンテナンス不要のハイブリッド型を作製。AIによる自動スイッチ切り替え、クローン人間活用により、次元の異なる世界を移動。

●約1億年以上前、「ノア」プレアデス系の星人が、液状化した空間の切り貼りによって空間ごと移動する乗り物を作製。プレアデス星人は「自由」と「創造」に満ちた「空間の心」を体得。

●地球の文明が進化した科学に到達するためには、「自由」「創造」「平等」という哲学的な性格をもつ空間について探究する必要がある。つまり、「大いなる広がり 自由 お互いに活かしあう心」という普遍的な意識に到達し、私たちの「想い」「考え方」が正しいものであるかどうか、この正しさとは大多数の人々の幸福に直結するものであるかどうかを考える必要がある。

●空間は、人間の「想い」「考え方」に敏感に反応する媒体である。

人間が「念」を発すると、やがて空間の果てに行き、「7の倍数」で周りに具現化する。7秒後に皮膚の状態、7時間後に血液の状態、7日後にあらゆる内蔵に、7か月後には運勢に反映される。時間的に余裕があるので、例え悪い想念を発したとしても、現象化するまでに時間的猶予があれば、その間に自己反省するチャンスが与えられる。そこに「時間が創造された秘密」がある。

私たちは他人に対してマイナスの想いを持つことが多々ある。進化の過渡期にある今の私たちにとって必要な念は、「ありがとう」の前に「ごめんなさい」とい想いではないか。空間に向かって「ごめんなさい」「ありがとう」というと、私たちの運勢はとても良くなり、7の倍数で反映されていく。

 

最後に

 

さまざまなジャンルの学問体系を縦横無尽に横断したびっくりな内容が目白押しです。ドクターは、見えない世界を自ら体感しながらアカデミックな立場から科学的に解明し、哲学的に解釈し、多くの人の実生活に役立てるという役目を担っているのですね。

 

スピリチュアルというと、これまで科学的に解明できない、証明できないものとされて来ました。しかし、物理学者・数学者である五島先生のスピリチュアルの話は、精神世界の核心にまだまだ迫れていなかった科学が、次第に核心に近づいていることを、研究と実践を通して証明しようとしているのだと感じます。目に見えないミクロの世界は、量子力学によって解明されつつありますが、そう遠くない未来に「宇宙の真理」が科学的に解き明かされる時代が来るのだと思います。

 

ゆ~みんこと田中悠美子

 

-幸せへの科学的アプローチ
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